育てるリーダーの皆様

㈱働く君との寺田麻子でございます。

昨夜のニュースでこんな内容がありました。

日本の小学生3年生(鈴木 さとし君)が
コロナウィルスを完全に死滅することが出来る
成分をお父さんの大好きなウィスキーから発見したという内容です。
さとし君は、某テレビ局「博士ちゃん」にも出演したことのある
微生物マニアでして、すでにアメリカの大学教授からも
うちに入学しないかと熱烈なラブコールを受けているほどの
天才だそうです。

趣味は、おじい様の影響で囲碁だそうです。
将来有望なさとし君の未来が楽しみですね。
そして今日からハイボールは「アルコール消毒」のためだからという言い訳が、
現実のものとなり、酒好きの私としては嬉しい限りでございます。

早くこの薬が承認され、安定的な大量生産が可能となり
世界的パンデミックが終息することを祈るばかりです。

さて、今日は4月1日ですね。

皆さんにとってどのような一日でしょうか?

私にとってはエイプリールフールな日ですが↑(すいません嘘で~す)

育てるリーダーの皆様にとっては新入社員の方々が入社される
大切な日ではないでしょうか?

今日は、頑張るリーダーの皆様に少しでも有益な内容をと思い、
こんなお話をご用意いたしました

「新入社員意識調査」についてです

【新生活に不安を感じること】という質問に対しての回答が以下の通りです。

第一位
仕事についていけるか
第二位
自分が成長出来るか
第三位
先輩・同僚とうまくやっていけるか

こう考えると、成長意欲があり、貢献意欲があり、周りと協調し
仕事を進めたいと思っておられる方が多いようで、
今時の若者と揶揄されることが多い中、
頼もしい限りだと少しホッとするのではないでしょうか?

そして、この調査で私が着目したのは、
第四位の「私生活とのバランスが取れるか」という
項目が過去最高となり、10年前と比較すると6.7ポイントも増加しているという点です。
更に、注目すべきは第六位の「上司とうまくやっていけるか」という項目が過去最低を記録している点です。

第三位には「先輩・同僚とうまくやっていけるか」が入っているにも拘らずです。

つまり、このデータから私が読み解いたのは、
新入社員世代は、会社に勤める上での人間関係を
縦というよりフラットにとらえていると言えるのではないでしょうか?

事実、将来リーダーを志望する新入社員の主な理由は、「仲間と仕事するのが好きだから」
というアンケート結果もございます。つまり、上司部下というよりも仲間であるという気持ちが
今の新入社員世代の考え方なのです。

また、24時間働けますか?というCMの時代を知っている我々からは想像し得ないですが、
本格的にワークライフバランスが企業の価値に繋がる時代になっているということがよく分かります

そして、育てるリーダー世代に必要なことは、
すでに世の中の常識が変わっていることにいち早く気が付くことではないでしょうか?
自分の知っていた常識は、もうすでに変化しているという心構えで新入社員の方々と接し、
全く違う常識に耳を傾け
「同じベンチで同じ景色を見るように」お話をお伺いすることがより、求められるようです。

そして、これを裏付けるように、
「キャリア形成支援について会社に期待することは何か?」という質問に対して、
「上司に相談できる機会をつくってほしい」との回答が49.7%と多くの新入社員が「相談の機会」を求めていることが分かりました。

ただ、相談した際に自分の価値観や物差しで判断するリーダーには
2度と相談をしたくなくなるのが人間の心理です。最初が肝心です。

いまどき世代の常識にアンテナを張ること、

そして、もう一つ重要なことは、
相手の心に寄り添い耳を傾けたうえで、迎合することなく客観視点を持つこと
この両方のバランスがリーダーに求められているのかもしれません

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